大塚裕介選手が1A部門で日本チャンピオンに輝く

大塚裕介選手が1A部門で日本チャンピオンに輝く


5月28日から5月29日にかけて大阪で開催された全日本ヨーヨー選手権大会(JN)1A部門でチームヨーヨーリクリエーションの大塚裕介選手が初優勝を果たしました。
今回の大塚選手は優勝したCJと同様の曲でしたが、よりレベルの上がるJNに向けて新しいトリックをいくつか追加するなど構成を改良してきました。
難度の高いトリックも多い中3分間の間にミスをわずか数回におさえ、大一番で過去最高のパフォーマンスを発揮。
技術、表現ともに最高級の評価を受け合計97.1点を獲得し、同じく素晴らしい演技を見せた前年のチャンピオン松浦選手を僅かに上回りました。
念願の日本チャンピオンになった大塚選手ですが、すでにその照準はクリーブランドに向いてるとのこと。
世界大会でも活躍が大いに期待できそうです。

荻良太選手は5位入賞。
年々安定感を増しつつある荻選手ですが今大会でもミスの少ない演技を見せてくれました。
勢いのある曲調の部分ではクリーンかつ難易度が高いホリゾンタルコンボや高速コンボを、落ち着いた曲調の部分では大きく体を使ったトリックなどで、音楽を完全に支配したフリースタイルを披露。
2011年の全国大会入賞を果たし、大きな大会で久々に存在感を発揮してくれました。

秋葉泰貴選手は7位に入りました。
得意のチョップスティック系トリックが冴え渡るハイレベルなフリースタイルで会場を沸かせました。

羽角伊弦選手は8位。
以前と違い、独特のコンボが多く含まれた技巧派のフリースタイルへと進化を遂げた羽角選手。
終盤見せたホリゾンタルも工夫を凝らしたものに進化しておりプレーヤーとして成長した姿を全国大会の舞台で見せてくれました。

藤坂達也選手は10位でした。
細かいミスが出てしまい順位は伸びなかったものの、決めるべき大技をいくつも決め、地力の高さを証明しました。

寺田将大選手は11位に入りました。
腕や体を使ったトリックや糸が飛び交うオリジナリティあふれるトリックを駆使し、寺田選手らしさを前面に出したフリースタイルを披露しました。